お盆、今 平和です
猿夫との結婚生活、それはお人好し過ぎた日々でした
彼の意向に添って、盆正月はのどかな山村に数泊の里帰りです
田舎の両親に負担を掛けないように、あらかじめ 食材を買いそろえ
向こうでは私がシェフになります
気を遣い、躰を使い、マイマネーを遣います
猿夫はゆっくり数日間、子供時代に戻り
川に魚を取りに行ったり、泳いだり、疲れると昼寝をしたり…
台所では、義母が仏壇用にキュウリや茄子、素麺、笹の葉を飾り付けしながら
「ゆくゆくは海ちゃんにこんな風に祭ってもらわないと ね」
私は ゾっとしました
毎日、子育てに追われ 仕事に追われ 家事にも追われ
年中無休 且つ24時間営業の主婦業です
え？ まだ仕事が増えるの？
その頃からでしょうか
日本の田園風景・・工夫された棚田や、手造りの石垣、カーブの多い山道から見える緑深い山々
水の透き通った川の流れ
一般的には、のどかで自然あふれる美しい風景 と言われますが
そんな情緒ある田園風景が
私には、憎くて憎くてたまらない、、大っ嫌いな「絵」となりました
今でも テレビで そんな状景が映されると
嫌悪感いっぱいになります
前記事と同じ綴りかも分かりませんが…
