最近は興味のそそられるまま、様々な動画を観ています
身近な問題、「ゴミ屋敷」遺品整理
年々、歯が悪くなり、喉の炎症も治らず、人並み以上の白内障の進み
運動不足の下半身にどっぷりの脂肪
あまり健康的な暮らしぶりではない今、自分はいつまで生きられるのだろう?
押し入れには、内職用の資材がまだ ぎっしり詰まっています
今、自分が動けなくなったら困るのは子供達
猿夫の拾い癖も気に掛かり、熱心に観るのは遺品整理の動画です
そう言えば、実家の片付けも半年掛かったっけ…
・盆暮れの付け届けにもらった新品の下着セット
・サラリーマン向けの紳士用靴下
・涼し気な夏用肌布団、シーツ、
・婦人用皮ハンドバッグ
全部、全部 使わずに大事にしまい込んでいた両親
押し入れにびっしり詰められた それらの箱を一つ一つ開けてみると
らくだの肌着は虫が食い、シーツ類は変色し シミがつき、
靴下のゴムは伸びきり、バッグ類にはカビが蔓延り…使い物にならない
自分達は薄っぺらな衣類を着て、始末に始末をかさね
大事に残していた 大量の品々
数十年の月日は残酷な結果を残していました
袋に入る不用品は ゴミの日に、実家の近く・自分の住まいのゴミ置き場等の2、3ヵ所で2~3袋ずつ処分し
タンスや食器棚、ソファーやベッドは毎週粗大ゴミに申し込み
運び出しは豹やライオンに手伝ってもらっていた…
そうやって、来る日も来る日も ゴミ出し作業を続け
最初は 汗の噴き出る季節だったのに
やっと家が空になったのは、拭き掃除しても汗の流れない寒い冬
今 思えば50~60万円分の働きだったように思います
動画を観る中で、変に納得できる説明がありました
「人間は場所が空いていると物を置きたくなります。物に囲まれていると幸福感を感じます。でも・・・」
ああ、そうか!
猿夫はとにかく「物」が好きなようです
田舎へ帰省する途中、車道に大き目の袋が落ちていた事がありました
おい、なんか落ちてるぞ、拾え、と私に指示します
とりたてて高価そうでもない紫の布袋、しかたなく車を停めて拾いましたが
中に何が入っていたのか覚えていません、ただ猿夫のいじましい気質が記憶に残りました
猿夫も、物品に囲まれることに幸福感を感じるタイプかもわかりません
古巣の方は次第に物が増えています
私の方が猿夫より長生き出来れば サッサと遺品整理も出来るでしょうが
こればかりは分かりません
こちらが先に逝けば 子供達に大きな負担を掛けるでしょう
うんざりした親の遺品整理は、子供には そんな目に合わせたくないイヤな経験です
せめてこちらの住まいだけでもこざっぱりしておきたい
毎日 一つずつ引き出しを整理しています