繰り返し同じ愚痴を言ってるので
過去記事と被るかも知れませんが・・
「こんな一枚板の扉は今は売っていないから」
「何か作ろうとしたら 思ったよりも木材が要るから」
猿夫は そのセリフと共に、リフォームする友人・知人宅から
廃材となった板・柱をもらい受け、せっせと自宅に運び込みます
余ったベニヤ板・コンパネ・トタン板なども後生大事に、敷地内に
シートをかぶせ保管していました
坪数で言えば4~5坪の面積です
でも…資材は増えるばかりで、何年経っても、一向に
それらを使って棚を作ったり、勉強机を作ったりする気配はありませんでした
一方、住宅ローンは家計を圧迫していました
やり繰りするには贅沢は禁物です
家族旅行などの娯楽は一切無し、外食も無し
日付の古い割引き食材でおかずを作り、拾ってきた端パンを朝食にします
ひたすら家事・育児・仕事にあけくれます
《あんな廃材を置く為に 一坪数十万の土地を買ったんじゃない
それなら最初から4~5坪減らして 何も置かない方が
家計は助かるのに》
私の不満の炎は小さく燻り続けていました
あれから四十年
今、大事にシートをかぶせていた木材は腐敗し、トタン板も老朽化し、
やっと猿夫が
庭に置いていた物は 実は粗大ゴミだったと言う現実に気付くのに
長い年月が掛かりました