海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

長い年月

繰り返し同じ愚痴を言ってるので

過去記事と被るかも知れませんが・・

 

「こんな一枚板の扉は今は売っていないから」

「何か作ろうとしたら 思ったよりも木材が要るから」

猿夫は そのセリフと共に、リフォームする友人・知人宅から

廃材となった板・柱をもらい受け、せっせと自宅に運び込みます

余ったベニヤ板・コンパネ・トタン板なども後生大事に、敷地内に

シートをかぶせ保管していました

坪数で言えば4~5坪の面積です

でも…資材は増えるばかりで、何年経っても、一向に 

それらを使って棚を作ったり、勉強机を作ったりする気配はありませんでした

 

一方、住宅ローンは家計を圧迫していました

やり繰りするには贅沢は禁物です

家族旅行などの娯楽は一切無し、外食も無し

日付の古い割引き食材でおかずを作り、拾ってきた端パンを朝食にします

ひたすら家事・育児・仕事にあけくれます

 

《あんな廃材を置く為に 一坪数十万の土地を買ったんじゃない

それなら最初から4~5坪減らして 何も置かない方が

家計は助かるのに》

私の不満の炎は小さく燻り続けていました

 

あれから四十年

今、大事にシートをかぶせていた木材は腐敗し、トタン板も老朽化し、

やっと猿夫が

庭に置いていた物は 実は粗大ゴミだったと言う現実に気付くのに

長い年月が掛かりました