海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

♡今が一番楽しいかも♡

解体完了♪

 

猿夫が逝ったのは去年の夏

それから まぁ なんと 一年経たないうちに更地になりました

「なにもしていない」私は いったい何者なんでしょうか・・

 

私にとっては 47年前の家も《努力の結晶》なら 

今の更地もまた《努力の結晶》

解体完了♪すっきりしました



今が一番楽しい時かもわかりません

遺品整理も終わったことだし

もう 毎日通わなくてもいいし

残るは豹の面倒だけ

 

そうそう、照明器具をどうするか、ライオンと一緒に考えなくっちゃ

ずいぶん前の話し、あまりにも何もしない豹に私が苛立っていた事を覚えていたらしく

「お母さんもこっち(新築予定の家)に来る?

 豹ちゃんも一人暮らしの練習が必要じゃないか?」と

 

その心根がとても嬉しい

 

「いや、もうだいぶ良くなったよ

 洗濯は毎日してくれるし、取り入れて畳んでくれるし、

 だから 行ったり来たりしようか と思ってる」

 

さあ、

あの子は仕事もあるから 法務局への届けは私がやっておこう、ルンルン ♪ ♫

内職も頑張ろう

 

エンディングノート・・

ま、もうちょっと 後でいいか

 

上には上がいた!

猿夫が去って 無人となった古巣

ゴミ屋敷化した家は 全然メンテナンスもしていなかったので

汚く 使い物にならない

じゃ、サッサと壊して建て直そうよ

 

業者にも頼まず ほぼ一人で後片付けに専念すること 約十一ヶ月

家の中もさることながら、庭にもうんざりするほどゴミが埋もれていました

鉄パイプ・縞板・グレーチング・ボルト・ナット・編み込みワイヤー、名前の知らない工具、カーペット、ビニールシート、作業着、etc.

 

ずぼらな猿夫め! 横着な奴め! 

「疲れて帰って来るのに 家が汚かったら余計疲れる」と

私を責めていたくせに! このゴミ軍団はなんてザマ! <(`^´)>

 

そして、無学な友人の残した街路樹のケヤキ

晩年の猿夫がこずかいを渡して 知人に切ってもらっていた…

金喰い虫だった

もう素人では伐採出来ないほど 大きくなって…

法螺吹き野郎め! 無責任野郎! でたらめ男!

何十年もほったらかしにして! ヽ(`Д´)ノプンプン

 

来る日も 来る日も 腹立ちを抱えながら 片付けていた私ですが

なんの なんの まだまだ序盤でした

 

先日 楽しみにしていた解体が終わって

「ありがとうございます

他に変な物 埋まっていませんでしたか?」と解体業者に確認したところ

「それが・・家の下から大量のガレキが出てきました

アスベスト屋根材で、おそらく47年前から埋まっていたと思われます

今では見かけないファンタの空き缶も出てきました

一応 写真数枚撮っていますが・・気の毒ですが・・

これらは追加料金が発生します」とのことでした

床下から現れたファンタ缶とスレート葺

47年前の不法投棄物(証拠品)

 

 なんと!

当時の建築業者、 違う現場から出た廃棄物を 工事中の個人宅に 

埋め込んで 分からない様にセメントで蓋をしていたのです

埋まっていた大量のアスベスト スレート屋根材

 

猿夫や法螺吹き野郎なんかは まだ可愛い方だったのです

 

おまけの後始末

料金は掛かりましたが 法螺吹き友人の分まで後始末が出来て

 スッキリしました

あと少しで解体終了です♪ 子供の遊び場用に買ったプレハブ小屋が職人さんの道具入れとして活躍していました

家屋がなくなった事により、隣家の部屋が俄然明るくなったようで

隣の奥さん、「台所でね、野菜を切っていると ぱァーっと部屋が明るくなったの」

嬉しそうでした

で、遠慮なく尋ねてきます「寂しくない?何十年も住んでいた家なのに・・」

「いやぁ そんなに感じないよ 途中で出て行ったし」

 

そう・・子供達と居た時は インテリアに凝ったり

居心地よくなる様 さまざまな物を買いそろえたけれど・・

 

楽しい思い出って…あったっけ?…

 

思い出すのは子育て期間の罰ゲームのようなしんどさ

幼子が発熱・下痢・ぜんそく・・夜中に何度も急患センターへ走ったっけ…

猿夫が走った事ってある?  無い無い

健康な時でさえ、夜中にトイレがしたくなったら「お母さん、トイレ」と私を起こし、階下のトイレへ

これが三人だから、私は三度起こされるのです ほぼ毎晩

 

隣の奥さんが不満げに「パパの子守ったら たったの二時間よ」と言っていた時

私の方はワンオペ状態だったナァ…

日曜日でさえ 三人連れてスーパーへ行っていたっけ

子守があれば三十分で済む買い出しも 子連れだと九十分掛かる…

 

育児書片手に少々ストイック過ぎたかも知れない

幼子の要求には全力で応えていた

 

ああ、そうそう、猿夫との別れを計画し始めてからは 更に忙しくなったっけ…

昼間のパートを終えて帰ってから 皆の夕食をこしらえておいて

夜のベビーシッターやヘルパー業に走っていた…

 

頑張って建てた家だけど つぶすのは全然悲しくない