四週ごとに 娘の豹を精神科に連れて行きます
数ヵ月前から
「幻聴は、何か声は聴こえるけれど 何を言っているか分からないくらいになりました」
四週後、の次も
「同上」
その次も
「同上」
この週、《四度目の念押し》とばかりに
期待を込めて 豹の言に聞き耳を立てていると
「ウトウト寝入りばなに【扇風機を消せ】とか【エアコンを消せ】の幻聴が聴こえます
その指示に従ってしまいます」
嗚呼…
毎日 毎日、あんなに きめ細やかに努力しているのに!
リビングのテレビ、チャンネル権は豹が持っています
ついつい見入っている時に パッと番組が変わる不快感
もう少し音量を上げてくれないと私には聴こえにくいストレス感
彼女がテレビを観ている時は 洗い物の音をなるべく小さく、且つCMタイムに合わせる心配り
冷蔵庫のむぎ茶の作り置き、買い物リストのメモ
猿夫の商いの手伝いと共に
何もかも…、名前の無い家事も私の肩に掛かっています
そして、豹は「幻聴が聴こえます」と言った後
「この前は薬のグラム数が2㎎から1㎎に変わっていました」
なんと!
調剤のミスのまま、四週間も半分の量しか飲んでいなかったのです
「この暑いのに また薬をもらいに行くのが面倒だった」そうです