海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

いつの間にか…①

12年前、今の住まいに統合失調症の娘 豹を迎え、二人暮らしを始めた頃

私のお喋り相手は 主にジム友達でした

豹がほとんど自室にひきこもり、惰眠をむさぼっていた期間は 

たっぷり3~4年はあったと思います

その後 長い月日を経て、彼女の起きている時間は徐々に増えるのですが

豹とは、ポンポンとキャッチボールするような

はずむ会話は無理です

抗精神病薬はアタマの回転をも鈍らせるから です

 

当時 私は、ジム友達A子さんとランチしたり、お買い物に付き合ったりする中で

キャッチボールお喋りを楽しみました

 

A子さんは、街の小資産家のお嬢さん(五十代未婚)です

待ち合わせタイム、私は必ず待たされました

◆将来 どんな家を建てるか♪ 実際の模型作りの教室に通い

自分では小さな間取りを作ったつもりが

どうやら 皆から言わせるとそうでもないらしいこと

◆兄達とは歳が離れ、

泣かさないように大事に育てられたこと

 

いつの間にか、

彼女の楽しかった思い出、リッチな暮らしぶりに話題が絞られ

私はその自慢の聴き役になっていました

 

ある日、私はA子さんのご機嫌を損ねてしまい

そこでパッタリ 彼女との縁は切れます

 

今度は同じジム友達のB子さんです

彼女とも、お茶したり メールや電話での交流を楽しみましたが

そのB子さんもまたプチセレブのお嬢さんでした

年代は私よりも一回りほど若かったと思いますが

親しくなるにつれ、

今度は、ご両親への不平不満が溜まっていたのでしょう

いつの間にか 私は彼女の愚痴の聴き役になっていました

電話で二時間、延々と ご両親とのいさかい話しを聞かされた事もあり

それらしくなさげで 実は彼女の資産運用の自慢話だったり…

ある日 私は、正直に「貴女とお話ししているとイライラするから」と伝え

縁を切りました

 

今 私には、友達と言える人は

年賀状一本だけで繋がっている

昔の級友だけです