海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

食の味

前の記事で書き忘れた 長女 豹の病状

・食べ物の味が分からない

 

今 現在の私自身も 味が分かりません

多分 経験不足なのでしょう

私は 何が美味しいのか

どんな味が美味しいのか、分かりません

 

TV番組で「セブン〇レブンの✖✖カレーが美味しい」

早速 買って食べるのですが…宣伝するほどの美味しさを感じません

ヘルパーさんが「〇〇店のクリームコロッケが美味しい」

近所の店なので 早速買って食べるのですが…さほど美味しく感じません

スーパーの弁当・コンビニの弁当・デパートの惣菜

全部 美味しさを感じ取れません

 

かろうじて美味しく感じるのは

稀に行く、居酒屋の 味を付けていない天ぷら や

     ホテルのサービスランチに付くスープくらいな物です

 

 

私が 食事作りに異様な腹立たしさを感じ

家の料理をやめたのは もう十年以上も前の話しです

ちょうど 毎日 施設に居る認知症の老父を見舞いながら

(当時)得体の知れない病の豹に VIP扱いで上げ膳据え膳

二年続けた頃でした

 

老医が「恐れていた怖い病気 統合失調症ではなさそうです」

 

その頃から、私は手作り料理をやめ

宅配弁当を頼んでいました

その宅配弁当も 完璧に不味かったのですが

私は もう 料理は出来なくなっていました

 

かろうじて 昼食だけ 手作りを始めたのは

五年前だったと思います

 

当時の居宅サービスは私と同年配のヘルパーさんでした

彼女の仕事は お喋りに始まり、お喋りに終わりました

仲間ヘルパーの悪口・利用者の悪口・ヘルパー職の苦労話…

私は、数時間 掃除や料理を手助けしながら 

延々と 愚痴の聴き役です

 

数ヵ月 その同年配ヘルパーの家事援助を受け続けた ある日

豹が言いました

 

「幻聴が増えた」

 

 

「お蔭さまで 掃除も料理も出来るようになりました

 もう、結構です!」

事業所を変え、 まだ味が分からないまま

昼食だけ調理できるようになったのは

その同年配ヘルパーのお蔭だと思っています