海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

気っぷのいい男

先日、ずいぶん昔の思い出話を娘の豹としていました・・・
 
田舎のお祖父ちゃんの話
「おじいちゃん、きっと畑まで走って野良仕事やりたかったんだろうなァ…でも 単車のキーを隠されていた・・・」
「パーキンソンだったから 仕方ないよね・・」
 
人生の終盤を迎える頃
施設や病院への入所などは、猿夫がたっぷりお金を出して
全て従妹の狸さんに任せていました
 
実際に何かと世話を焼いてくれた狸さん
「猿夫ちゃんは気前がいいし、気っぷがいい!」
と猿夫を声高に褒めたたえていました
彼女は もちろん暗黙の了解の元でしょう
ちゃっかり自分んチの買い物も猿夫のお金で賄っていたようでした
 
 
「お母さんね、アレ聞きながら、本当は違うんよ と思ってた…」
と、私は
今まで豹にさえ話していなかった 猿夫の小狡いエピソードを
話しました
 
「夫婦仲が険しくなって、お父さんにセカンドハウスを見つけられた時
二人とも空腹だったから
取り敢えずはお腹を満たしてから話し合おう
となって、近くの飯屋に入ったの
 
お母さんは500円分を食べ、お父さんは1000円分を食べ
合計1500円だった
 
いざ店を出ようとしたら
お父さんは素早く500円を出して
『悪いけど これだけしか手持ちがないんだ』
と言ってサッサと店を出た訳よ
お母さんは仕方なく、残りの1000円を支払いながら
なんと、汚いやり方なんだ
と感心したワ」
 
すると、驚いたことに、豹は
「うん、人に出させるよね
豹も以前 一緒にスパ温泉に行った時
お父さん、金持ってないから、と言ってサッサと出ていった」
 
あっさり言いました
 
え?
娘にまでも 出させていた!?
 
家族を踏み台にして 他人にイイ顔をする
その癖は まだ健在です
 
猿夫は 保険の勧誘・車の勧誘・新聞の勧誘・銀行マンの勧誘
全て 断れません