海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

認知のゆがみ?

「お前一人の身体じゃないんだから・・」

猿夫は照れくさそうに、そして

多分、その言葉が愛情表現だと信じている感でした

『大事な躰なんだから 大切にしろよ』と言うつもりだったのかも分かりません

 

まだ子供達三人が乳児・幼児だった頃

一旦おさまった風邪が またぶり返し

とうとう肺炎を起こして入院し

そして退院した直後の 猿夫の言葉掛けだったように記憶しています

 

私には とても愛情表現の言葉には思えなかったのです

え? 私一人の身体じゃない ってことは

つまり、家族みんなでこき使う為の身体だから?

いやいや、ワタシ一人の身体にして欲しいワヨ

 

そう考えたのは 私がひねくれていたのでしょうか?

 

猿夫を見た他人は ほとんどの人が私に

「優しそうな旦那さんね」と言います

入院中の同じ大部屋に居た周りのオバさん達も

子供三人を引き連れて猿夫が見舞いに来た 後

「優しそうな旦那さんね」

 

いやいや、優しくないから

家事も子育ても 何も手伝わない人だから

ほんの二~三十分の子守りさえもしないから、妻は夕食も摂れず

治る風邪も治らずに肺炎になったのよ

とは言えず、「うーん、、そうでもないけどね・・」と言葉を濁した時

すぐ傍にいた年輩の看護婦(師)さんが

「人は見掛けによらないわよね」

と言ったのが、妙に心に小気味よく残っています

 

彼女は密かに推測出来ていたのかも分かりません

夫が何も手助けしなかったから

妻が風邪をこじらせてしまったのだろう、と

 

 

私は演歌は嫌いです

~♪お前ひとりの身体じゃないよと~♪

男目線の歌詞内容に心密かに腹を立て

なぜ 女性も同じ価値観を持ってしまうのだろう、と考えるからです

 

関係ない話しですが

「女の子の大事な部分」と言う表現があります

私に言わせれば 全部 大事です

鼻の孔も大切な部分です