海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

3万円学習


その日は来るべくして やって来ました

パートを始めて数年経った頃です


毎年、盆正月には 猿夫の郷に2~3日帰省するのですが

その際には 高級目の食材を買い、私が料理人となって
向こうの舅・姑にも 御馳走を振る舞います


その年は勇気を出して
私は行かない、と言いました


平静を装いながら「なぜ行かない?」と猿夫

子供達は その場に居なかったと思います

私は勇気を奮って「自分の お金を使って、気を遣って、躰を使うのが嫌だから」
と答えました

瞬時でした
猿夫の手が 私の頬・顎めがけて飛んできました

私は 他人はおろか 親にも殴られた経験はありません
私を殴ったのは、後にも先にも猿夫 ただ一人です


茫然!、としながらも「やっぱり・・」
と 私は変に納得出来ました

本性が表れたのです

猿夫は、倒れて起き上がれない状態の私に
3万円を投げてよこしました
(本当は いつも私の財布から出す金額は3万円を超えていたのですが
黙っていました
無いより マシです)


こう表現しては  猿社会のボス猿に対して
失礼に当たるとは思いますが
私には、 猿夫がボス猿にしか見えませんでした

ある程度 餌を与えて腹を満たしておけば 危害は加えないけれど
餌が不足すると襲って来る、言葉の通じない畜生・・

その体験を経て、 ボス猿は
威嚇すれば 私を思い通りに動かせる事を学習しました