私は 子供は嫌いです
ですが、当時の教本には一人っ子のデメリットが強調されていました
・我が儘な人間に育つ
・社会性に欠ける大人になる
(嘘です。私は、兄弟三人ですが 自身は身勝手で 今 全く社会性は無いです)
なので 結婚前から「子供は三人生む」と決めていました
猿夫の亭主関白ぶりに不満を抱きながらも
家事育児は全て女が担うのが当り前、と猿夫は考えているのだろう
その考えを変えるのは無理そう・・
やがては主婦のシンドさも解かってくれるかも知れない・・
と思って
切迫早産になりかけた第二子の長男が 何とか 無事に生まれ
更に育児がキツくなっても
私は黙々と 家事全般と二人の育児を独りで行って来ました
子連れアルバイトの方は さすがに出来なくなり
実家へ 晩ご飯を作りに行くのも止め
猿夫の お弁当作りも自然消滅していたと思います
猿夫の方は 飲酒・会食の習慣の無い人だったので
毎日 規則正しくpm7時頃に帰宅し
私の用意した夕食を食べ、週2~3回
趣味の武道の為、道場通いを続けていました
道場に行かない日は、相変わらず夕飯後は
ひとりゴロンと横になってぐうぐう寝ていました
私は、今で言う《ワンオペ》でゼロ歳児と二歳児を育て
母乳の出が悪かったにも関わらず、長男はミルクを飲まなかったので
一日 抱っこしている日も ままありました
三人目を身ごもった時
何が原因だったのかは不明ですが
六ヶ月で死産になりました
医師の言う処では「へその緒が細くなっていて栄養が届かなかったみたいです」
猿夫は死産となった遺体を火葬場に運ぶ
と言う最低限の事は 執り行ってくれました