海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

大きな過ち

結婚時のタブーは『相手に期待する事』です
私達は 二人とも 最初から大きな失敗を犯していました


猿夫:「海がどんな料理を出してくれるか 楽しみだった」

私:「今まで 色んな料理を食べた経験がなさそうだから
どんな料理でも喜んでくれる筈」

二人とも 相手に対しての要望が先行していました
猿夫は私の手料理を求め、私は喜ぶ行為を求めていたのです

しかし
猿夫は 嫌いな食べ物が多く、満足するのは難しかった模様です
驚くほどのNGが出ました

基本的に 肉料理は好まず、油を使う 洋食や中華料理も嫌いました

材料が多種入っているもの
・ヤキメシ、オムライス
・焼きそば、お好み焼
・パスタ類
・炊き込み御飯、親子丼などの丼物
・すき焼き、水炊きなどの鍋料理
・カレーライス、ハヤシライス
・クリームシチュー、ビーフシチューのシチュー類
・ドレッシング、マヨネーズ類を使うサラダ
全て ダメ出し「旨いとは思わん」が出ました

唯一、焼き魚を好みましたが スーパーで買った魚は
「どうせ、養殖物の魚だろう」と攻撃の矢は緩みませんでした

私は、基本的に料理は好きではありません

おそらく 幼い頃 厳格な父が
《食事中は喋らない》 躾けをしていた家庭背景と
歯が悪く 咀嚼に時間が掛かったので
食べる事が好きではなかったから と思います

食べる事が好きな人は 料理も好きらしいです

だから 責務化された毎日の食事作りに 私は苦しみ
長年の内に、その猿夫のダメ出しが爪痕を残し

40年経った今現在でも、 心理的
義務化される調理には沸々とした怒りが湧き、拒否反応が現われます
自分の作る料理に 美味は感じられません