街の青少年育成会館の武道教室で
師範代役として
教壇に立った 猿夫を初めて見た時
❤この人だ❤
と思いました
中肉中背、 風貌は 田中邦衛の感じです(ブサイク)
黒帯三段の指導ぶりは どちらかと言えば上手な方だったと思います
当時 私は職場で失敗して とても心淋しい状態でした(詐欺に遭いやすい一番危険な時です)
交際は すぐに始まりました
猿夫は 山間の村落から
中学卒業後 その翌日には 汽車に乗って
集団就職で 町に働きに出ていました
貧しい農家出身でした
父が 私に読ませた教育本の中では
学歴も無く 風貌も冴えず 貧乏な青年は
必ず、
強く たくましく & 心優しい性格の持ち主です
ヒロインを幸せに導きます
猿夫は、 無学・貧乏・冴えない容姿
教科書の条件にピッタリ合っています
私は 最初から ❝この人❞ と決めていましたから
猿夫が 「俺は子供好き 」 と言い
彼奴の貧アパートで カレーライスを自ら作ってくれた罠に
やすやす 嵌まり
知り合ってから結婚式を挙げるまで
一年も掛かりませんでした
ちなみに 式を挙げた呪いの日は 42年前の今日でした