海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

危険な一目惚れ

街の青少年育成会館の武道教室で
師範代役として
教壇に立った 猿夫を初めて見た時


❤この人だ



と思いました


中肉中背、 風貌は 田中邦衛の感じです(ブサイク)
黒帯三段の指導ぶりは どちらかと言えば上手な方だったと思います
当時 私は職場で失敗して とても心淋しい状態でした(詐欺に遭いやすい一番危険な時です)

交際は すぐに始まりました

猿夫は 山間の村落から
中学卒業後 その翌日には 汽車に乗って
集団就職で 町に働きに出ていました
貧しい農家出身でした


父が  私に読ませた教育本の中では
学歴も無く  風貌も冴えず  貧乏な青年は
必ず、
強く たくましく & 心優しい性格の持ち主です
ヒロインを幸せに導きます

猿夫は、 無学・貧乏・冴えない容姿
教科書の条件にピッタリ合っています

私は 最初から ❝この人❞ と決めていましたから
猿夫が 「俺は子供好き 」 と言い
彼奴の貧アパートで  カレーライスを自ら作ってくれた罠に
やすやす 嵌まり
知り合ってから結婚式を挙げるまで
一年も掛かりませんでした



ちなみに 式を挙げた呪いの日は 42年前の今日でした