海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

大失敗

縁切り寺

 

末っ子の虎と行ってきました

高速に乗って片道三時間、往復六時間

眼の後遺症さえなければ 帰り道くらい 運転を替わってやれたのに

少し残念・・いや 中くらい残念

 

長財布のこと

どこかのブランドの赤い長財布を使い始めたのは

虎が小学生の頃でした

ずっと愛用して…現在の住まいに越してきた頃、

彼がチータさんとラブラブだった頃です

私がボロボロになった赤い長財布を使っているのを見て

虎は何かの記念日に、渋い茶色の長財布をプレゼントしてくれました

その茶財布も十年を越え、

ちょうど 買い替え時と思っていました

 

虎の好意は嬉しいけれど 少し重いのです

金具が外れたのを これ幸いに、ヤフオクで新しい軽い財布を落札した時でした

彼がコッチに出戻って来たのです

そうなると、せっかく贈ってくれた茶財布を使わない訳にはいかず

金具を替えて 今でも使っています

重いので小銭をこまめに取り除いておく習慣がついています

 

縁切り寺まで、途中休憩二~三箇所の買い物ではスマホ決済で支払い

さて、やっと着いた目的地で、

お賽銭、あッ!、小銭が無いのです

大失敗です

貧乏性の私は、千円札は とてもとても使えませんでした

 

普段、宗教心も信仰心も何もありません

「もし、この世に神や仏がいるのなら、仏壇のロウソクの火が燃え移って火事になる筈がない」

そんな父の言葉が頭に染み込んでいます

 

わずか、かろうじて財布に入っていた五十円玉、一円玉、五円玉

すべて賽銭箱に入れて、お願いして来ました

ピューマ君がパパの元に来ますように》

 

☆☆☆☆☆☆☆

 

道中で 虎に色々訊きました

お母さんは自分が辛い思いをしたから、二人の生活に入り込まなかったけど

チータさんは どう思っていたのかな?

虎:あの人は「嫁姑は対立するものだから 会わない方がいい」と言って

あえて交流は 持たない方針だった

 

しばらく考えた後の感想

(え?、じゃあ 虎がチータ両親と一時期同居したのはどうなる?

嫁姑が会わない方がいい なら 婿舅も会わない方がいいんじゃないか?

それを 同居させる!??、完璧なダブルスタンダード

嫁姑の論法は、巧妙に自己正当化を図って結局 楽してるのじゃないか?

 

猿夫の郷で 二人が出逢った時

チータさんは鬱的症状に悩まされ、家で寝ていると

ご両親から、寝てばかりいないで働け、と叱られたそうです

「そんなに辛かったら こっち(猿夫の生家)に来れば?」

 

なので 二人の関係は「病人とケアラー」が最初となるのです

ここ十年で社会復帰も出来るほどまで回復したチータさん

その世話人役から抜け出せなかったのは 虎の落ち度

と言えば 落ち度になります