海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

♪ ♫ ♬

感性が戻って来たような気がします

 

最近のこと

あるブロガーさんのところで、ストリートピアノの動画を観ました

コンサート会場とか、ほにゃららホールとかの物々しい場所ではなく

駅前や、ショッピングモールの中

若い男性ピアニストが それはそれは楽し気にピアノを弾いているのです

 

え?

ピアノって楽しいの?

知らなかった…今まで交響楽団とか〇〇オーケストラの演奏者は

とても辛そうに見えていました

歯を食いしばり 苦行に耐えた者だけが楽団に入れ、脚光を浴びる事が出来る

そう思っていました

 

そっかぁ、、いつも辛そうに生活していた母

だから 私は

この世の仕組みは、何事もきっとつらく苦しい修行なんだけど

耐えに耐えた者だけが成功する、と思い込んでいたのでしょう

 

なぁ~んだ、その前に、多分 その人達は好きでやっていたんだ

強制されてピアノを弾いていた訳ではない、きっと楽しかったんだ

 

そして 思い出しました

前の小さな家に住んでいた時

台所にオーディオを置き、常に音楽を鳴らしながら生活していた事を

リズムは身近にあったのです

でも、、いつの間にか、、認知症の父の世話に没頭し

娘 豹の病状の深刻さに直面し

自身の躰を壊した時、、もう 幸せ感もろとも 全ての感性が去って行った様な気がします

 

その時から十数年でしょうか

パソコンのYouTubeから流れる楽し気なメロディー♪♬♫~

余裕が出て来たのでしょう

私の躰の感性が共鳴し、リズムを取り始めました

うーん…それにしても…この音質 何とかならないものか…

居候の虎が 簡単にパソコンとオーディオ機器を繋いでくれました

遠い職場、夜勤のある不規則な生活から、近くに職を移して帰宅が早くなった 末っ子の虎

家の洗濯物係を自ら始め、最近 作業所にも通うようになった長女の豹

 

今、私の感性が呼び戻され 少しずつ「苦楽」の「楽」の部分を楽しめています