感性が戻って来たような気がします
最近のこと
あるブロガーさんのところで、ストリートピアノの動画を観ました
コンサート会場とか、ほにゃららホールとかの物々しい場所ではなく
駅前や、ショッピングモールの中
若い男性ピアニストが それはそれは楽し気にピアノを弾いているのです
え?
ピアノって楽しいの?
知らなかった…今まで交響楽団とか〇〇オーケストラの演奏者は
とても辛そうに見えていました
歯を食いしばり 苦行に耐えた者だけが楽団に入れ、脚光を浴びる事が出来る
そう思っていました
そっかぁ、、いつも辛そうに生活していた母
だから 私は
この世の仕組みは、何事もきっとつらく苦しい修行なんだけど
耐えに耐えた者だけが成功する、と思い込んでいたのでしょう
なぁ~んだ、その前に、多分 その人達は好きでやっていたんだ
強制されてピアノを弾いていた訳ではない、きっと楽しかったんだ
そして 思い出しました
前の小さな家に住んでいた時
台所にオーディオを置き、常に音楽を鳴らしながら生活していた事を
リズムは身近にあったのです
でも、、いつの間にか、、認知症の父の世話に没頭し
娘 豹の病状の深刻さに直面し
自身の躰を壊した時、、もう 幸せ感もろとも 全ての感性が去って行った様な気がします
その時から十数年でしょうか
パソコンのYouTubeから流れる楽し気なメロディー♪♬♫~
余裕が出て来たのでしょう
私の躰の感性が共鳴し、リズムを取り始めました
うーん…それにしても…この音質 何とかならないものか…
居候の虎が 簡単にパソコンとオーディオ機器を繋いでくれました
遠い職場、夜勤のある不規則な生活から、近くに職を移して帰宅が早くなった 末っ子の虎
家の洗濯物係を自ら始め、最近 作業所にも通うようになった長女の豹
今、私の感性が呼び戻され 少しずつ「苦楽」の「楽」の部分を楽しめています