海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

お題「この1年の変化」

お題「#この1年の変化」

 

嬉しい変化、二つあります♪

 

一般常識とかけ離れているかも分かりませんが…

とても嬉しい1年となりました

 

去年の今頃、「夫婦仲がうまくいっていない」

そう知らせて来た末っ子の虎が、婚姻期間十年 とうとう家出して

私の元に帰ってきてくれました

 

一昨年の年末に「ピューマ(私の孫くん)を二~三日預かってくれないか?」

と架電してきた時がありました

常日ごろ仕事休みには ひがな子守りをし、料理・掃除・洗濯もしている家庭生活は

猿夫からも、娘の豹からも聞いていましたし

こちらに孫のピューマ君を連れてくる様子からも

そんなイクメンぶりは容易に想像出来ました

 

え?、あのスタントマンみたいな、やんちゃ盛りの三歳児だけをお泊りさせる?

視力が弱いゆえに機敏な動作が出来ない私

病ゆえに俊敏に対応出来ない娘

 

「んーー・・、閉じ込めなくちゃいけないから 無理よ」

「…わかった」力の無い声色

相当 参ってそうな感じは受けていました

 

 

「今までの僕の十年を返してくれ,(’Д`)」

そう、お嫁さんに言ったそうです

彼女自身から聞きました

「私が悪かったんですけど…」とも

 

私の夫である猿夫は、妻の躰が弱っていても 召使いの役目を強要していました

明治男の化石と表現できます

家事はおろか、子守りも手伝わない殿さま面です

妻が下女の役に抗うと 暴力にうってでます

貧困は連鎖しますが 無学も連鎖します

明治生まれの義祖父の家父長思想が、大正生まれの義父に受け継がれ

昭和生まれの猿夫のアタマは、明治から進歩しません 

 

末っ子の虎は、そんな親の姿を見て来たので

チータさんには 母親のような辛い思いはさせまい、と

結婚生活のほとんどを お嫁さんの意に合わせてきたようです

そんなひたむきさが 彼女の我が儘を助長させてしまったのかも分かりません

 

今、私の憩いのMUSICは、ドア越しに聴こえる 虎のいびきです

彼のいびきが聴こえると

私は心底から深く安堵するのです

 

もう一つの嬉しいこと

娘 豹の、統合失調症の症状の幻聴が

最近は聴こえなくなった、と

 

普段、私は商い用のパソコンで、こっそり

同じ病の家族さんが綴るブログを、二~三読んでいます

 

①元ナースさん、息子さんが発症した時から

薬・医療にも明るいお母さんは、即刻 適切な治療を始め

家族が強力し合って息子さんに対峙されています

②若くして発症した息子さんを抱えるお父さん

息子さんが暴れる為、致し方なく施設に預けておられます

 

①のケースは意外にも治りが遅いようで まだ幻聴は続いているのが

ブログから読み取れます

②のケースは気の毒なほどに治療は進んでいないようです

 

ごくたまにチラ見する、当事者のブログ

聡明な女性で、自分で病気を発見し

いち早く治療を開始できたので、去年の今頃だったでしょうか?

「幻聴がまったく聴こえなくなった(^^♪」と書いているページを読んだ時

私は激しい嫉妬を覚えました

 

でも、もう大丈夫そうです

たとえ、同じ病を持つ当事者が仕事に就けていても

娘 豹は まだまだ引き籠りを続けても

《幻聴が聴こえなくなった》

今まで、10年を越える 毎日の努力が、実を結んだのですから

 

書によると「放置期間が5年を越すと症状が固定化されやすい」

豹の場合は、病の正体を見つけるまで 優に5年を越していました

 

私は自分で自分を褒める事が出来るのです♡