まだ終戦後、数年しか経っていなかった為 かも分かりません単純に 父が倹約家だった為 かも分かりません食事は 惣菜が一種類と白御飯だけでした 例えば「えんどう豆の卵とじ」と 御飯 「かぼちゃ煮」と御飯 「高野豆腐煮」と御飯と言う風に 貧相な食卓でした…

幼い頃の私の生活感は「生きる事は辛い事」と捉えていました 父は寡黙で 愛情表現は下手でした 私は物言わぬ父を恐れていました 喋った事が無いのです 母は 常に「早くしなさい！勉強しなさい！」を繰り返し 愚痴と小言の溢れた生活は 子供の私から見れば と…