もう 何年も前からですが
杖をついてとぼとぼ歩くご老人、思いっきり曲がった背でヨタヨタ買い物するご老人
そんな人を見るたびに
御高齢だなァ、はたして自分はあそこまで生きられるだろうか?
あの歳になる前に、娘の精神病が寛解に達していないのに
あの世に逝ってしまうんじゃないだろうか?
ああ、まだまだ頑張らなきゃならないのに…
と焦ります
サニーレタスを買って来て、と言ったのにレタスを買ってくる末っ子の虎
牛乳を買って来て、と言ったのに不味い乳飲料を買ってくる虎
毎晩 一番上等のバスタオルを使い、風呂からあがった後はしわくちゃになっているバスマット
食卓に座る時は一番いい席を陣取る
それらの全てが愛おしく、神様は先の短い私の為に
最期のプレゼントをくれたんじゃないか?
短い期間 和やかな親子生活が出来るように取り計らってくれたんじゃないか?
自分の命は残り少ないのじゃないか?
と訳もなく弱気になっています