母娘二人暮らしの海宅には
精神障害福祉サービスの家事援助、ヘルパーさんが週二回 掃除をしてくれます
六年続いています
本人の使用する場所=豹の部屋・台所・風呂・トイレ・居間
六年前は まあまあ綺麗だったシステムバス
買い物上手の彼女に掃除を任せて…
カビだらけのドアになってしまいました
彼女は家政婦じゃありません
直接 マネーを支払って雇っている人なら、文句も言えましょう
ヘルパー個人の美的感覚を尊重するしかない
でも、、この汚さは どうしたものか?…
ケアマネに頼んで、別の事業所の別のヘルパーさんに
月に2時間だけ 掃除に来てもらう手配をしました
別事業所の掃除レベルを視つつ、現ヘルパーさんに退いてもらう心づもりでした
新型コロナの影響は現事業所にも不況を呼んでいたらしく
サービス責任者が「ヘルパーには指導を入れておきますから
ひと月 様子見をお願いします」と
「いや、彼女(ヘルパー)にすれば ダメ出しを食らって
嫌な思いで仕事する結果になるんじゃないですか?」
「いやいや、むしろ言ってくれてありがたいと思いますよ」
と意外な返答でした
さて、当のヘルパーさん
「なぜ 直接言ってくれなかったの?
私 すごく落ち込んだわよ」
加えて、ここ(海宅)にはお掃除グッズが不足している事
ヘルパーの方から掃除道具の購入を要求出来ない事
ジャッジの厳しい家には掃除用具が揃っている事、を告げられました
そして「私の家は綺麗にしている、今度からは自分宅の掃除と同じ様に掃除するワ」
180度変わりました
今まで、てきとーに掃除して20~30分早く帰っていた彼女が
熱心に段ボール箱を寄せてまで 部屋の隅々を拭いてくれました
サビ責の指導が入る前の手抜き上手のヘルパーさん、
入った後、「何でも言ってよ、今さら」とあっさりと態度を変えた彼女
どちらが彼女の本当の人格なのか?
とても戸惑っています