海(うみ)nanimositeinai’s blog

                             父は私を「素直な子」と言う呪縛で、ひとに歯向かわない女性に育てました。私は猿夫と結婚して「あぁ この人と結婚して良かった♪」と思った事は 且て今まで一度たりともありません。現在は精神疾患を持つアラフォーの長女と 出戻り息子との三人暮らしです。夫の名言【何もしていない】

生活レベルは麻薬と同じ

現在 私達母娘はヘルパーさんに助けられ

「掃除・食糧や生活用品の買い出し」の家事から免れています

娘、豹の仕事は ゆっくり養生して病を治すことです

私の仕事はそれなりにありますが、まず

夫の身の周りの世話、とりわけ 食事作りから免れている点は

とても心地良い暮らしを実現させています

夕食は(数ヵ月前は少し 豹が手作りしていましたが)

全面的にデリバリーです

必然的に洗い物から免れています

 

住・・構造上 夏涼しく 冬は温かい建物なので

今までの、木造・軽量鉄骨とは違って 快適な暮らしです

 

一旦 楽な生活をすると

もう 元には戻れません

生活レベルは中毒性があるようです

  

調教

私の姉達は 多分「優等生」でした

ともかく…いつも私は「お姉ちゃん達は成績良くて、活発なのに・・」

と言われていました

兄弟は他人の始まり とはよく言ったもので

幼い頃は 上二人が結束して私を虐めます

何もかも他人のせいにするわけではありませんが

私の成育歴は どんより淀んだ暗雲の中を思わせ

カウンセラーに解きほどかれるまでは 心に蓋をしたまま

長い年月を過ごしました

 

そうか…母親の笑顔が無かったから、暗い日々だったんだ

いつも叱られてばかりいたから、自分は悪い子だと思ってたんだ

だから 自分を安売りしてしまったんだ

姉達の「のろま~」「色黒」「ぐず」

そんな誹りが無かったら、きっと仕事でつまずく事態は起きなかったんだ

もっと早く 要らぬ呪縛に気付くべきだったんだ

 

もう手遅れと言えましょう

 

せめて 我が子達には世襲しないよう

心を配ったことだけでも、ひょっとしたら 私は優秀かも知れない

そう思います

 

さて、その優等生の姉は

やはり優秀です

舅・姑と同居の家に嫁いだ頃は 嫁としてこき使われたそうですが

今現在は 適度な病名を保持し、病院への送り迎えは勿論のこと

買い物・掃除・洗濯干し・庭手入れ・その他

見事に夫君をこき使っています

たとえ経済力のある男性であっても

「夫育て」は必要不可欠なのでしょう

姉は調教に成功し、私は猿夫を調教出来ませんでした

反骨心

今現在は苦手ながらも 娘の豹や長男ライオンの為に

一日一食だけ手作り料理に精出していますが

十年余り前、まだ豹の病名が判らなかった時

二年も引き籠ってニート生活を続ける娘に 腹を立て

毎食の料理作りを止めてしまった時期がありました

 

…いえ、止めると言うよりも

出来なくなった、と表現する方が当たっているかも知れません

傍に何もしないで 口を開けて待っている豹の姿が

猿夫の姿とダブって見え

私の料理に 逐一駄目出しをした猿夫の

その難癖の一言一句が 鮮明に頭によみがえり

沸々と憎しみが込み上がって、調理出来ない期間が約八年続きました

(尚、それは今でも現在進行形で、夕食は作っていません)

第一 私はグルメを知りません

何が美味しいか 何が不味いのか 経験が無いのです

〈もう過去のこと〉頭では解かっていても

感情では まだまだ未処理なのです

 

ところが…2~3年前、エイトイレブンで買った「お好み焼き」・・

キャベツの芯を小麦粉で固め 濃厚なソースで

材質の粗悪さをごまかしている、そんな感じでした

 

コンビニの商品開発には

多くの時間と多くの人材を費やす と聞いています

 

私はその粗末な「お好み焼き」を食し

いやいや、誰かが冗談で「コレがお好み焼きと言われる物」と作り、

開発部員が 信じ込んでしまったのじゃないか?

と思いました

 

私の反骨心が芽生えます

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 ↑これで昼ご飯 一食です

美味しい「お好み焼き」は、

以前のパート先の料理人に教わりました

 

猿夫と暮らしていると「こんな妙なモノ、飯じゃない!」不可能な献立です

今は 誰も文句を言いません

むしろ ライオンの好きな「お好み焼き」です

丸い方を 豹と二人で食べ、四角い方は

商いの手伝いが終わると、そそくさと

ライオンのアパートに置いて来るのです♪